2月3日(木) 晴れ

今日は節分。いろいろな芸能人や力士が豆まきのイベントを行ったとニュースでやっていた。この年になるとさすがに家では豆まきはしないが、太巻きは食べた。今年は南南西の方向を向いて食べるんだったかな?(違ってたらごめんなさい・・・)
 神戸のそごうでは直径25センチ、長さ60センチの特製巻き寿司が登場したらしい。なんとお米は12キロ使われて60人前。2万円で販売されたけど買う人はなかなかいなかったみたい。
 節分の日に太巻き寿司を食べる習慣は最近まで関西地方だけの風習で関東にはなかったんだって。関西圏に住んでいる私は驚いた。
 節分に関する記事をいくつか読んだので今日は節分について簡単に書くことにしようっと。

 節分はもともと中国から伝えられた習俗。春を迎えるにあたって、災難を払い、新しい年の幸せと春を呼ぶ行事。
 
 豆まきは一家の主人か年男が「福は内、鬼は外」と言いながら大豆をまき自分の年の数だけ豆を食べると1年病気にならないと言われている。
 小学生の時、節分の日には必ず豆まきの豆が鬼のおめんと一緒に給食に出てたよなぁ。私は嫌いだったけど。
 なぜ、豆をまくのかというと穀物や果実には「邪気をはらう霊力」があると考えられていて、豆をまくことで豆の霊力により邪気を払い福を呼び込むと考えたと言われているんだって。

 太巻き寿司を食べるのは、切っていない長いままの太巻きをある方向に向かって無言で食べる事により厄払いと幸せを願う意味があるんだって。これは大阪で始まった風習。最初にも書いたけど最近までは関西だけで、関東の人は知らなかったみたい。

 この太巻きは鬼の鉄棒を意味してて、これを食べてしまう事で厄払いにするらしい。また、毎年、食べる方角が決まっている。その方向には【歳徳神】という幸運を司る神様が存在していて、神様がいる方角に向かって何かをするとすべてうまくいくと言われているんだって。

 節分に関する記事を読みながら、さっき食べた太巻きの方角が違ってたらどうしよう・・・と少し不安になってしまった私でした。
 
 みんなにもたくさん福がきますように。

 【今日覚えたイタリア語】
・orco   (鬼)
・legumi  (豆)