2月9日(水)

今日は週に1度のイタリア語教室の日。昨日は動詞の活用の復習で会話文を読んだ。

会話文の中で”お腹が痛い”という言葉が出てきたので、私はフラペチーノの飲みすぎでお腹の調子が悪かった事、(昨日の日記にも書いたが・・・) イタリアでトイレに行くのが、滞在中に1番困った事だったとアンジェラ先生に話した。
アンジェラ先生は「30年前はどこのお店も気持ちよくトイレを貸してくれたけど、今は他国から出稼ぎにくる外国人が増えていて、いたずらされない為に貸さないお店が増えているのよ」と言った。

アンジェラ先生は黄色の髪をして大きなめがねをかけている。旦那様は音楽大学の教授だ。イタリアで知り合って結婚し、それ以来日本に住んでいる。私くらいの息子さんがいるから年は私の両親ぐらいだろう。
最近は全くイタリアに帰っていないらしく「帰りたい」とくちぐせのようにいつも言っている。

昨日は〔Pero〕という単語がアクセントが違うと別の意味になる事を教えてもらった。
「ペロ」と発音すると、〔けれども、しかし〕 という意味になるけど 「ペーロ」と発音すると〔梨の木〕って意味なんだって。ちなみに〔梨〕はpera(ペーラ)。果物(frutta)には [a] で終わるものが多いことも教わった。
あと、秋になるとおいしい〔柿〕はイタリア語で 〔cachi〕 「カキ」なんだって!
これは日本語からきてるらしい・・・。

日本語とイタリア語がつながってることに嬉しくなって思わずにやけてしまった私を見て、アンジェラ先生は不思議そうな顔をした。

【今日覚えたイタリア語】
・frutta (果物)
・fragola     (いちご)
・ciliegia    (さくらんぼ)
・pesca      (桃)
・pera       (梨)
・mera      (りんご)
・caco<cachi   (柿)