4月7日(木)雨のちくもり
昨日のイタリア語教室でアンジェラ先生は私達に1冊のアルバムを見せてくれた。中
を開くとそこには先日亡くなったローマ法王と一緒に写っているアンジェら先生の写
真がたくさん並べられていた。14年前にヴァチカン市国を訪れた際のものらしい。

「この子はわたしの一番下の子よ」
アンジェラ先生はローマ法王に頭をなでられている男の子の写真を指差しながら言っ
た。
アンジェラ先生には子供が3人いる。1番上の子はまこと。2番目はようこ。そし
て、さっきの写真に写っていた1番下の子の名前は‘波雄朗。’ぱうろと読む。
ローマ法王が広島を訪れた年に生まれたので「ぱうろ」と名づけたらしい。
アンジェラ先生は本当は波雄朗くんに神父になってほしかったと言っていた。今、1
番上のお兄ちゃんが神父になるための修行をしているんだって。
「日本はカトリック教徒の数が他の国に比べて少ないわ。」と先生は悲しそうな顔をし
た。
 日本って宗教に関しては他の国に比べてアバウトだよね。それがいいことか悪いこ
とかはわからないけど、結局、その宗教の教えはいいのかもしれないのに宗教団体の
トップの人が悪いことをするから宗教を深く信じてる人が少ないのかもしれない。先
日も京都の牧師が信者の娘に性的暴行をして逮捕されたニュースがあった。「地獄に
落ちる」と言って口止めしていたらしい。あきれちゃうね。

【今日覚えたイタリア語】
・fotografia(写真)
・nome(名前)
私の名前は、○○です。 Mi chiamo ○○。